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いずれは給水管の更新対策を行わないとなりませぬ

 ほとんどの建物では水道管が敷設されていて、水道管は給水管と配水管の2つで成り立っています。
給水管は水道の飲み水や生活用水を確保するために必要な配管ですが、年月が経過すれば劣化して使用に耐えられるレベルではなくなってしまいます。
そうなると老朽化対策を実施しなければなりません。
老朽化対策では配管そのものを取り換える更新工事と既存の配管をリニューアルする更生工事の2つにわけることができます。
工事の費用を安くして工事期間を短くできるのはリニューアルの更生工事です。
こちらの場合は既存の配管の内部を掃除してきれいにし、そこへ樹脂などを流し込んで固めれば再使用可能になります。
工事費用は更新工事の約半額から10分の1ともいわれていますが、しかしこれは30年以下くらいの配管であること、そして更生工事は1度きりでしかダメだともいわれています。

 というのは配管と配管の接合部分が劣化することで腐食やさびなども発生してくるなどするし、配管自体も年月が経過して熱や衝撃で耐久性が弱まってしまってるからです。
ともかく40年や50年を経過したような配管はそれ自体を取り換える必要に迫られます。
この更新工事を実施する場合は材料費と工事費の2つで成り立ちますが、使用する材料によって価格が幾分変動してきます。
給水管などに使用される材料はポリエチレンパイプや硬質塩化ビニル菅が一般的になってまして、一戸建ての更新工事でも塩化ビニル菅の使用が一般的となっています。
硬質塩化ビニル菅はポリエチレンパイプに比べて耐衝撃性の改良がなされています。
価格的には1メートルあたりで約250円くらいとなっています。
この塩ビ管はさらにお湯専用として耐熱改良された耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管もあり、こちらは1メートルあたりで約600円くらいとなっています。

 問題はこれらの配管を工事をする場合に露出か隠蔽かのどちらを選択かとなります。
工事が安価で簡単なのは露出型で、隠蔽型は壁や土を掘り返したりなどするため手間と工事費が加算される面倒なことが生じます。
そのため集合住宅の共有部分などでは露出型を選択している物件なども多数見られます。
ただ露出型を選択した場合は冬場の気温低下に伴う凍結破損事故を防止するための対策が欠かせません。
凍結破損防止では配管の周囲に保温材を巻き付けるなどの対策も必要となります。
工事費自体は戸建てと集合住宅とを比較した場合では一般的に戸建て住宅のほうが安価になります。
というのは戸建て住宅の多くは水道は1階だけで済んでるのに対して、集合住宅は各階のすべてに水道があるので、足場を組まなくてはならないからです。

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